事前自動QC (IaaS)


概要

事前自動QC (IaaS) はBacklotに追加される新しい機能で、今までNetflix内で行なっていた 自動QCエラーコード をNetflixが納品物の処理を行う前にパートナーの皆さんに提供します。

以前は、同じ自動QCがトランスコードプロセスの一環として行われていたため、何か問題があれば再納品リクエストとなっていました。今回の新しいワークフローにより、Netflixへのファイル転送を行なった後、Netflixの技術検査機能を通じて事前確認することができるようになります。もし自動QCエラーが検出されたら、そのエラーコードと詳細がBacklotに表示されますので、その納品ファイルを正しいものに修正し、再度転送することができます。これらのエラーは再納品リクエストにはならず、納品された方のメトリックスには影響しません。

IaaSを使って転送できる回数に制限はありません。特定のエラーコードは自動的にエラーとして扱われ、納品を完了するには問題を修正する必要があります。その他のエラーコードはオーバーライド(取り消し)が可能ですので、それらの問題が実際に問題ではないことを確認したら、そのままの状態でアセットを通すことができます。

ファイルが「納品済み」の状態になると、そもそもエラーが出なかったクリーンなファイルも、IaaSの結果をオーバーライドしたファイルも、通常のQCプロセスを通りますので、その過程で「再納品リクエスト」になる可能性はあり、その場合はメトリックスに影響します。

 

変更点 

納品UI

Backlotソース納品UI経由でNetflixへの納品を開始すると、新たに黄色いインジケーターが表示され、「Pending Inspection」の状態になります。これは、ファイルが転送され、IaaSを経由していることを意味します。

Delivery_UI.png

 

ソース管理

ソース管理ダッシュボード内に、新しい「Failed Deliveries」というバケツが追加されます。

Failed_Bucket.png

Failed Deliveries バケツを監視し、ファイルが入っていないかを確認してください。このバケツ内に入ったソースリクエストは問題が解決され、再納品されるまでNetflixに納品したことにはなりません。ソースリクエストはIaaSを通過しない限り、「オープン」の状態のままになります。問題が発生したら速やかに解決してただき、このバケツには何も入っていない状態を目指してください。  


コラムのカスタマイズ

新たに「Inspection Status」というオプションが追加されました。これはIaaSの状態を表すもので、「Pending Inspection」、「Complete」、もしくは値がない、のいずれかになります。空欄、もしくは値がない場合は、そのリクエストに対して転送が行われていないことを表します。

Inspection_Column.png
 

Search Modifiers

更に、「Issues」というModifierを使い、オプションで「Has Issues (問題あり)」か「Does not have Issues(問題なし)」を選択することで、問題があるソースリクエストを確認することができます。

Modifiers.png

 

 

ソースリクエスト詳細

IaaSを通らない納品物は、ソースリクエスト詳細ページでエラーコード情報を確認してください。問題のあった納品のソースリクエスト詳細ページにはエラーコードの詳細などが表示されます。「納品」タブの中を確認してください。 

SRD.png

IaaSにおいては、拒否されたアセットは「Failed Inspection」に表示され、「Issues」の下にエラーコードが記載されます。この時点で、パートナーは全ての問題を確認し、問題を修正し、同じソースリクエストに対して修正済みのファイルを新たに転送してください。ソースリクエストはIaaSを通過するまで「オープン」ステータスとなっています。

一方、無事に納品されたファイルはステータスが「Success」になります。

Success.png

 

オーバーライド機能

納品タブには納品ファイル名の横に小さな通知アイコンが表示されます。これがオーバーライドボタンです。

Override.png

エラーコードによっては、内容を確認し、表示されているエラーを取り消してそのまま処理するオプションがあります。「Override Failed Inspection」を選択すると、ファイルが「Delivered with Issues」の状態になり、Netflix担当者が内容を確認してから処理します。その後、ファイルは通常のQC処理が行われるため、パートナーのメトリックスに影響する「再納品リクエスト」になる可能性があります。

取り消しすることができないエラーコードが出た場合は、アイコンが無効になり、薄い灰色(下図の通り)で表示されます。この場合は問題を修正してから再度ファイル転送を行う必要があります。

Override_Null.png


不明な点がありましたら、 リクエストを送信 機能を使ってご連絡ください。

 

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